運命の火曜日

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出産予定日前日。 いつもと違う異変に目を覚ました。 時計はまだ午前4時。 3回目の余裕か、ただ眠さのせいか、異変なんて無かったことにしてもう一度横になる。 でもやっぱり無理だ。 隣で寝ているパパの鼻を摘む。 「パパ起きて、多分来た。」 「う~。」 と、唸り声を上げてパパも起床。 2人で急いで出掛ける支度をする。 チラチラ時計を見ると、やっぱり5分間隔。 1人目の時からこれだ。 「陣痛が10分間隔になったら電話してください。」 って言われてるのに、いつも5分間隔からスタート。 忙しいったらない。 慌てても仕方ないので、取り敢えず病院に電話を入れ、長男を起こし、2番目の長女も起こす。 .
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