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「信じたくない?あたしだってそうだよ!」
ソラはまだ生きてるんだ。死んじゃったなんて信じない。
ソラが死ぬはずなんてない。
「ねぇソラ?起きてよ」
でも心の何処かでは分かってた。
もうソラはいないって事もあの太陽のような笑顔であたしを呼んでくれない事も…全部。
「ソラぁ…ウッ…ヒック…嘘だ。嘘だ。嘘だぁ」
だけど認めたくなかった。認めちゃったらソラのこと全部忘れてしまいそうな気がしたから。
「ソラぁソっ…ラぁなっ…んでよぉ早…ヒック…く…っ目を…っ覚ま…ウッ…してよぉ」
認めなきゃ認めなきゃ認めなきゃ。
ソラはもう…いないんだ………
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