君に捧げるラブソング

甘い甘い放課後

着いた先は音楽室。
部屋に入ると彼は鍵をしめた。

『ねえ、先輩？
なんで来てくれなかったの？
俺は、毎日先輩のことをここで待ってたよ。』

彼は、笑いながら私に問い掛けた。しかし、目は冷たく、彼が怒っているのがわかった。

『ごめんなさい。』

『謝ってほしいんじゃないんだ。理由を聞いてんだけど。』

ってか、すでにタメ語だし。

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