0人が本棚に入れています
本棚に追加
/58ページ
『先輩、はやく続き言ってくださいよ』
ニヤニヤ笑いながら、この後輩は言ってきた。
今はそれすらカッコよく見えるのは惚れた弱みだからだろうか。
『………忘れた。
とりあえず、スキだ。』
私の顔は今、真っ赤なんだろうな。
でも、いいや。
気持ちが言えたから満足。
『あー、もう先輩。
可愛いすぎっ!
言っとくけど、俺は先輩のこと
“愛してる”』
そう言って、カレは私を抱き締めた。
神様、こんな素敵な恋をさせてくれてありがとう。
―――――――――――FIN.
最初のコメントを投稿しよう!