プロローグ

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…。 さぁまず、 どこから突っ込むべきだ? なんだよこの胡散臭いハガキは! ってか完全に手書き印刷、手抜き感半端ねぇ。 字、汚っ! あぁすでに憂鬱だ。 このはがきを鵜呑みにした 親父がむしろ勇者だな。 役所で受け付けって。 これは 市町村主催の 早食い大会かなにかかよ ! もぉ突っ込むのも疲れた。 あー このバカ親父 目をキラッキラさせちゃって… ちゃんばらごっこじゃないんだよ 父「ね!いいでしょ!」 ベル「あ、あぁ。そんなに気に入ったなら親父が出れば?」 父「いやさぁ、お父さんも思ったんだけど、年齢制限がねぇ。25までなのよ。誤魔化せるかな?」 出る気だったのかよ! ってかどお見たって 中年だから! 若造りしても無理だから! ベルの心中は荒れ模様でした。 ベル「いや!俺頑張るよ!でるから!」 このままだと 親父マジで出ちまう! 近所の恥さらしだけは やめてもらいたい。 親父のことだ 短パンに、帽子で 「ポケ○ンゲットだぜ!」 とか言って若作り完璧とか 思い込むだろ!? それよりましだと ベルは自分を犠牲にし、 家の名誉を守ったそうだ。
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