第1章 一歩先は敵だらけ

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「かくごー!」 ベル「ひぃー!」 アレン「ふぁー」 今の俺はというと 刀を振りかざしながら 俺を追い掛けてくる 大男から必死に逃げています。 え? なぜかって? あはは、 しらねーよ!! 勇者候補者の争いは 極力禁止な筈なのに… 「てえーい!」 ザクッ ベル「わぁっ!あっぶねー!」 こいつ! 適当に振り回しやがって! 銃刀法違反だろ!確実に! まぁ背中に大剣担いでる 俺も俺だが にしても何なんだ? なんで俺? ガシャン 「己、ちょこまかと!逃げる出ない!」 ベル「あんた、バカなの?この状況で止まったらット!真っ二つじゃっねーかよ!」 アレン「ちょっとベル、揺れんだけど…」 俺が担ぐ 大きな荷物の上で 胡坐をかいているこいつは アリスレン・ギルバート。 俺の古くからの友人で幼なじみ。 ベル「降りろよ!いつまで乗ってんだよ!!」 アレン「えー。ジャンケンに負けたのベルじゃん。さぁ、頑張って」 この大男に追い掛けられる前 アレンからこんな提案があった
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