プロローグ

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父「とっ、言うわけだ息子」 ベル「なにが、とっ、言うわけなんだよ」 父に呼び出されることは珍しく なんの用だよ。くそおやじっ とか思いながら来てみれば いかにも真剣です って顔で待っていた。 仕方ないので 愚痴は後にして 近くに腰を下ろした。 そして始まったのが昔話。 父「だから。旅に出r」 ベル「却下。後、用ないよね?じゃっ」 速答で断り、 手をヒラつかせながら 出口に向かうと ガシッ ベル「う゛ッ、なにすんだ…ハ、なれっろ!」 父「ベルゥ~!頼むよぉ」 父は俺の足元にしがみつき 引きずられている なんとも滑稽な姿だ。 ベル「キモい!!なんなんだよ!離せッ」 父「はっ!?きっきもい?おのれっ!父に向かってキモいとは!」 強気に言い返した父 ベル「キモいもんはキモいだろっ!ってか泣くな!」 父の顔色をうかがえば ボロクソ泣いている 良い歳扱いて情けない… ベル「わぁった!わかったから!泣くな!余計キモい」
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