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父「マジで?ラッキー」
目を輝かせニコニコする父に
キモチ悪いどころかゾッとした
ベル「…。まぁいいや。
で、親父は俺に何しろっていうの?」
父「んっゲフン!あ~それでだな。お前にはその魔王の血を封印する仕事を引き受けてもらいたいのだ」
わざとらしく咳払いをし
まともらしく話を進めた
ベル「へぇ、簡単に言えば魔王退治って事か」
父「そうだ。お前にはこの家宝の大剣を持って勇者になってもらう」
父は立ち上がり
部屋の飾りにあった
大きな刀を取り出し
ベルに向けた。
ベル「なんだ?その大剣?っ!?重ッ」
父がやすやすと片手で
持っていた事で油断をし
大剣を持ってみると
これが意外にも重く
腰を持っていかれた
父「修行がたらんな!わが息子よ!ハッハッハ。」
ベル「るっせぇ!1日もありゃ、使いこなせる!」
父の挑発に子供のように
乗せられ、挑発されたことにも
乗ってしまったことにも
腹を立てた
父「そうか。まぁ話を戻すが今、魔王の力が活発になっている。もう時期に復活を果たす」
ベル「なに!ずいぶんと急な話だなっ!てか、何でそんなことわかんだよ!」
突っ込みどころが満載だ
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