呑気なメイドの暮らしかた

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『へ、へぇそうなんだ。じゃあそのメイド長に認められてこの家に来てるって地味にすごいんだなぁ』 『やっぱりそう思います!?才能ってやつですかね?エヘヘ』 ……効果バツグンのようだった。そして普通に可愛かった。 『それじゃあこれからは三ヶ月間、一緒に生活していく事になるのかぁ』 俺、魔法使いになれるかな? 堪えれる自信ないんだけど 『やっぱり、メイド長が言ってたとおりの人ですねー。ご主人様って。』 それは良い意味なのか? 悪い意味なのか? そしてメイド長はどこまでしってやがるんだ……。 『「人を怪しむ事をしない、困ってる人がいたら迷わず助ける、お人よしなおせっかいだ」って』 悪かったなおせっかいで。 『ただ私はご主人様のおせっかいには感謝してるんですよ?』 『そうでなければ私はこの家で実習を行う事ができませんでしたし』 おせっかいは否定しないんだな……、まぁそう言ってくれるのは嬉しいんだけどさ 『逆に聞きたいんだけど俺なんかと一緒で良いのか?』 『寝る場所だって俺のベッド使ってもらう事になるんだけど』
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