呑気なメイドの暮らしかた

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内心とても嬉しいのだが どうにも分からないこと事があった 『うーん、でもなんで俺の家に? 他にも大きな家ならたくさんあるのに』 当たり前の疑問だった。 この子が本当に俺の家で暮らすことになるのならば 俺はこの子にベッドを貸し与え 俺は床かソファで寝なければならなくなるほど我が家は狭いのだ 『えっと、その事についてお話したい 事があるので 家の中にいれてもらえませんか? もう春なんですがメイド服では少し 肌寒いので………。』 そう言えば今朝は春先だというのに随分と冷え込んでいるものな。 じゃなくて! 『えっ?家に入るの?男の一人暮らしだよ!?』 『えっ?何か問題がありますか?』 『ありすぎるだろ!!』 予想外の返事……。 警戒心がないんじゃないのか?この子。 『それにあなたなら何もしないと信じてますので大丈夫ですよ。』 出会って数分で どれだけ信用されてるんだよ俺は……。 まぁ実際なにもしないけどさ。 『それにあなたこそ大丈夫なんですか?』 『ん?何のこと?』 部屋の片付けのことかなぁ。散らかってる事はないと思うんだけど、ファブリーズでもしたほうがいいのかなぁ。
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