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そんな俺を見たメイドさんはあわてて慰めてくれた。
『き、気にしなくて大丈夫ですよ?』
『それに、ほら。私はメイドなんですから気を使わなくて平気です!!』
メイドさんに気を使わせてしまっている………。
俺の落ち込みが留まる所をしらないみたいだな。
まぁ変に心配かけても意味ないしこの辺りで立ち直って見せるか!
『うん、もう大丈夫だよ。心配かけてごめんね。なにか別のものを用意するから』
『あっ!それなら私に手伝わせてください!仮にもメイドなんですから。』
そうは言うがこの家では女の子に家事をさせないと言う家訓があるのでどうにもできないな。
まぁ今作った家訓なんだが
それに俺の紳士っぷりを再アピールしなければならないしな。
『いや、まだお客様なんだからソファにでも座って待ってて良いよ』
『そう…ですか、ではお言葉に甘えて。』
そう言ってソファに座るが落ち着きがなくソワソワしているのが分かる。
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