呑気なメイドの暮らしかた

ふぅ、ここはオサレなドリンクでも持っていってリラックスさせようかな。

………………

なんで牛乳しかないんだよ！！

なんなんだこの家は！！

オサレなドリンクの一つもないって言うのか！！

結局

『ｷﾝｷﾝに冷えた牛乳しかありませんでしたカルシウム不足で申し訳ない……。』

こうなってしまった。

『だ、大丈夫ですから！私もカルシウム不足で悩んでましたし』

『それに久しぶりに飲む牛乳ってすごくおいしいんですよ。ほら、ご主人様もどうぞお飲みに。』

『ｱﾊﾊ ｿｳﾀﾞﾈ ｲﾀﾀﾞｸﾖ』

『落ち込まないでください！しゃべり方が変わってますよ！？』

かなり底辺まで落ち込んでいたが　ふとあることに気づいた。

『あれ……ご主人様？』

俺のことかね？
牛乳ばっかりのんでる俺のことかね？