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最深層に到着する。
目の前には小さな祠があった
蟹の姿は…………ない。
あれ?これって、まさかのチャンス?
鈴鹿は祠に近づいていく。祠には小さな宝箱が奉られていた。
「でも、この宝箱の解き方が分からないんだよねぇ~」
仕方ない、そのまま持っていくか。
宝箱を手にし、安堵する鈴鹿………
その時……
「両足八足、横行自在にして眼、天を差す時如何……」
「…………っ!?」
最深層の入口に一人の雲水がいた。
この台詞、あの格好…。間違いない……コイツが"蟹坊主"……。
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