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妾は京にいた半妖だった
そして人々を当時襲い続けて
人から恐れられていた
そんな所を羽衣狐様は拾ってくださった
だが…妾はただ利用をされていただけだった
用がなくなれば殺すようなお人だった
そして妾にもようがなくなり
半殺しにされた
ボロボロとなってジッと妾は
傷が良くなるまで人間の、姿となって身を潜めていた
数年がたってから
江戸の色んな妖怪にボロボロにまたされ行き倒れていた
そんな時にあのお方が手を差し伸べてくださった
それが…鯉判様だった…
鯉判様がボロボロとなった妾を受け入れてくれたのじゃ
鯉判様に、名前を聞かれたが妾には名がなかった
そして妾に名をくれた怜羅と
京妖怪である妾を受け入れ
住む山小屋へと案内され
静かに妾は暮らしていた
だが、眠っていたら時が何十年とたっていた…
そして、妾は鯉判様を探していたが幻覚だったが羽衣狐にあった
そして、今に至るのだった
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