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京の都ー
変わらない街並みかと思いきや
年数がかなりたっていたため京の都は変わっていた
怜羅(この街で育ってあの狐に拾われ捨てられ…花開院に世話になって。色々あったなぁ)
そんな思い出を思い出しお気に入りの所へと向かった
山の奥の寺子屋
そこは昔と変わらないままだった
怜羅「ここは変わらないのぅ。」
羽衣狐「当たり前じゃ…ここは時が止まったままじゃ。お主が生まれ…妖怪となったこの場所は…」
あわてて怜羅はうしろをむくと
女の子が立っていた
怜羅「…」
幻覚かと思っていたが
目の前に居る女は本物の羽衣狐だった
羽衣狐「どうじゃ?本当の記憶でもみたくなったか?怜羅…いや鷹魅よ」
怜羅「妾をは怜羅…。鷹魅などの名でゎない。羽衣狐」
羽衣狐「わらわにくっついておったのに…羽衣狐様って言って。」
怜羅「黙れ!幼い記憶などいらん!今の記憶さえあれば!」
羽衣狐「お主の名は鷹魅。鷹魅とは鷹の翼を持ち風と雷の神と呼ばれている鷹神じゃ」
怜羅「ウソダァァァァ」
怜羅は怒りと共に妖怪化し羽衣狐に立ち向かったが歯が立たず
ボロボロにされた
トドメはさされなかった
羽衣狐「わらわの可愛い義理の娘…鷹魅よ。お主の成長が楽しみじゃ」
羽衣狐はそう囁けば闇へと去って行った
そして妾は気を失った
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