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小さな実香を守ってあげたいと思った
家に着くと実香が家に来た。
「るっくんのほっぺ、すいません……。私のせいなんです。」
と僕の母さんにいったところ
「実香に怪我は?」
と逆に聞かれたそうだ。
あのばばあ……。
「今日、ご飯食べてっていいって!」
「よかったな。」
それだけで嬉しそうに笑う実香がかわいくて頭を撫でる
「そいえばるっくん何か聞こうとしてなかった?」
「……………あ。」
「?」
「お前、小さい頃僕の何になりたいっていってたんだっけ?」
「……覚えてないの?」
実香が俯きながら、震えて細い声で
「……るっくんのお嫁さんになりたいって言ったんだよ。」
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