転編・世界の歪み

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『それじゃあ、他に望みは?』 「ん~…… その世界に関する全知識と無限魔力はお決まりだよな……」 『魔力は無限に持つ事は、 人間には出来ません。 力に耐えきれませんから……』 「あ、マジで? じゃあ、上限いっぱいまでならOK?」 『いえす。』 「後は…… 属性とか、あるよな?」 『はい。 世界を構築する炎、氷、風、地の四大属性とその派生属性。 それと特殊属性の光、闇。 後は無属性があります。』 「全属性使用可、OK?」 『おーけー。』 「うっし。 後は、身体能力も高い方が良いよな…… それと、そうだ。重力を自在に操る能力と、想像を創造する能力とか。」 『創造する力は創造神のみが持つ力なので、 その力は与えられません。』 「あぁ~、そう上手くいく訳ないか……」 まぁ、そりゃあそうだよね。 人間ごときが神様の力を持とうなんて…… 『ですか、武器を創造する力、とか、限定された創造の力なら可能ですよ?』 「あ、じゃあそれで。 よし、最後、寿命以外では死なない肉体。」 『不老不死とかじゃなくていいんですか?』 「そこまで高望みはしないよ。 それに、いつまでも一人で生きてるのって、辛いと思うんだ。」 『そう、ですね…… では、あなたの望みを叶えましょう。 後は、私からお詫びとお礼をかねて私の加護と、真眼をプレゼントします。』 「魔眼?」 『真(まこと)の眼(め)と書いて真眼(まがん)です。』 「なにそれ。」  
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