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「カイト君が勝てる相手じゃないわ。私が行く」
サラはそう言うと剣を前に突き出した。
カイトはフーッと息をつくとすっとサラの前に出た。
「サラ、あまりオレをなめんなよ」
カイトはそう言うと銃をハンスへと向けた。
「ちょ、カイト君無茶よ。それにその傷じゃ」
「それはお前も一緒だろ。まあ見てろって」
カイトは銃の引き金をギュッと引いた。
「ハッ、銃なんかでこのハンス様がやられると思ったか!」
ハンスはアックスをブンブンと振り回しはじめた。
「消えろー」
ハンスはアックスをカイトへ目がけ投げた。
カイトはアックスを躱した。
すると避けたはずのアックスが後ろから向かってきた。
「なっ」
カイトは銃を盾にしてガードした。
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