プロローグⅢ

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「ヴィガルドはゲドラを蘇らせて世界を破壊するつもりなんだ」 「こ、この世界を破壊する?」 「そう、ゲドラの力ならばこの世界を一度無にしもう一度創造することも可能・・」 「そ、そんな」 サラは衝撃的な事実に身を震わせた。  「だが安心しろサラ、そのためにオレは組織を抜けたんだ。」  「なんか方法があるの?」   「ああ、ゲドラを復活に必要な七つの秘宝を先に集めるんだ。そうすればゲドラ復活はしない」  「そ、そうかもしれないけどなんでカイト君ヴィガルドの一員だったのに世界を救おうと?」 カイトは少し目をそらした。 「・・オレ家族をある男に殺されたんだ。」 「?カイト君?」 カイトは話を進めた。  「その後、孤児になったオレは施設を転々としていた時にヴィガルドに拾われたんだ。」
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