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―それからオレは時々サラの仕事を手伝う事にした。サラは大丈夫といったがオレも何かしなくては納まらない。
―一ヵ月後
オレの傷は完全に治り、この街を去る事になった。
「じゃあな、サラ世話になった」
「うん、また会えるよね」
サラは悲しそうに言った。
「当たり前さ、生きてりゃいつかまた会える」
カイトはニッコリ笑って言った。
「うん」
サラは元気よく手を振り、カイトを見送った。
―それから三日後
サラが住む町・パールタウン
「フーッ、もう三日かあ。カイト君どうしてるかなあ」
そう言いながら家へと帰るサラに一つの影が
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