プロローグⅢ

7/18
前へ
/625ページ
次へ
―それからオレは時々サラの仕事を手伝う事にした。サラは大丈夫といったがオレも何かしなくては納まらない。  ―一ヵ月後  オレの傷は完全に治り、この街を去る事になった。  「じゃあな、サラ世話になった」 「うん、また会えるよね」 サラは悲しそうに言った。  「当たり前さ、生きてりゃいつかまた会える」 カイトはニッコリ笑って言った。  「うん」 サラは元気よく手を振り、カイトを見送った。  ―それから三日後  サラが住む町・パールタウン 「フーッ、もう三日かあ。カイト君どうしてるかなあ」 そう言いながら家へと帰るサラに一つの影が
/625ページ

最初のコメントを投稿しよう!

841人が本棚に入れています
本棚に追加