プロローグⅢ

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「キャッ」 「あんたがサラ・インセクトか?」 黒い紋章を顔に描かれている謎の男が言った。  「だ、だったら何」 サラは両手を塞がれてひどく抵抗した。  「カイト・クラウスをかくまっているだろう?」 「な、なんでカイト君の事を?まさかあんたヴィガルドの・・」  サラは苦しそうに言った。  「そう、ヴィガルドの幹部の一人、シルバ・コート」 シルバはサラを拘束した。  「ウッッ」 サラは目を覚ました。  「目が覚めたか」 「ア、アンタは、私をどうするつもりなの?」 「お前を餌にカイトを誘きだすんだよ」
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