プロローグ

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大通り、駅前とさっきのところで三軒目のゲーム屋をはしごしたが目的のものは見つからない。 はぁ…… でも、リメイクもいいけどやっぱりファミコンがいいよな。 では、いざ次のドラ〇エを探しに行かん!! 「……え!ありますか!?あるんですか!?あっちゃうんですか!?」 四軒目、これで最後にしようと思っていたのだが、つい店員さんの言葉を聞き返していた。 「あ、ありますよ。ファミコン専門店ですから。ファミコンなのは当然ですし。ド〇クエなんて当たり前です。」 「ありがとうございましたー」 ド〇クエという名の諦めない心を手に岐路につく。 ふぅーやっと買えたよ。 いざ!マイホームへ! そして目覚めよ勇者! 「ねぇそこのお姉さん!暇なら一緒にお茶でもしない?奢るからさ!」 マイホームへの帰り道にて、謎の男に話しかけられていた。 ナンパですか?ナンパなんですか? ナンパと言えばやっぱり…… 「邪魔よ。」 波〇さんですね。はい。 そんなこんなでナンパを軽くかわし、邪魔よ、とか女言葉自分で言うとかきもっとか、そんな女らしいかとか考えていた。 ドラ〇エ3はポカ〇マズさんを助けず見ているかえで(主人公に付けた名前)は少し酷いよな。父親見殺しにするなんて。 そう考えてるのは自分だけじゃないはず。 さーてと。 姉貴が家で舞ってるし……待ってるし、さっさと帰って一緒にマ〇パやろっと。 マリ〇4はク〇パが凄いツンデレだったな。 ……あれ?おかしいな。 この角を曲がったら大通りな筈なのに…… 普通の路上が現れた!!  たたかう  まほう  どうぐ  にげる  その他 ピッ にげるを選択し普通に歩きだした。 えっ!? 車が来ないか何度も確認した。 それどころか、人っ子一人いなかった。 なのに…… …………っっ!! あとトラックと自分の体が接触するまで……あと2秒いや1秒無いだろう。 何故か周りのスピードが遅い。 ここがさっきまで人っ子一人いない路上だったのに、とか色々なことが一秒の五万倍位の速さで考えられる。 あぁ…… こんな所で死ぬのか? 死んじまうのか…? 姉貴、悪いな……マ〇パは出来そうにない。 これで教訓になったな。 死亡フラグは立ててはいけない。 もうトラックは目の前だ。 打ち所が余程良くないと“死”以外考えられない。 奇跡よ、起きろ。 最後に唱えよう。この呪文を。 「パルプンテェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
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