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『Novelist Garden』は小説執筆の話題を中心としたサークルだ。
そう言っても、中にはまだ小説を書き始めていないメンバーも居るしイラストを中心に活動しているメンバーも居る。
勘違いしてもらっては困るが、何時でも小説執筆の話題をしている訳ではない。
誰かがTV番組の感想を書き込めば、それに対し返信をする。
何か分からない事があれば、サークルのメンバーに質問を投げ掛ける。
たまに意見の食い違いから喧嘩をしたり、落ち込んでいる様子の書き込みがあれば慰める。
俺はそんな互いが互いを支え合うサークルが、サークルのメンバーが大好きだ。
俺が挨拶をしてから、レス数が一気に増加していた。
俺はそのままレスを返そうか迷い携帯を握っていたが、そのまま携帯を閉じて机の上に置く。
久々にサークルの様子を見れたから、それだけで満足したからだ。
……まぁ、受験勉強が忙しいってのもあるけど。
教科書やノート、シャーペンやら用意すれば俺は勉強を始める。
暫く時間が経つと携帯の着信音が鳴り、バイブによって震えたが無視をした。
そして自然とシャーペンを持つ手が止まったと思ったら、俺の意識は暗転した――――
[10342]ボーン
〔20:42〕
そう言えば最近シークさん来てないよな。
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