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気づいたときには、彼女に呼び掛けていた。 僕の声が届いたのかどうかは定かではないが、彼女は一様に一点を見つめたままだ。 きっと、この雨のせいだな。 と良いように解釈する。 が、そんなに単純ではないことは彼自身が一番よくわかっていた。 進むことも出来なければ、このまま終わらせる勇気もない。 この状況で彼女から動いてくれるのを待つことしか出来ない。
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