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「やるか」
俺は裕之の口にチュウブの先を突っ込み、チューブを思いっきり握った。
そうすると…………
「オエー!」
弘之は気持ち悪い声をあげて起き上がった。
「五月蝿いぞ裕之!」
俺は追い討ちをかけるように裕之の頭を殴った。
「びだあ」
裕之は殴られた頭を押さえしゃがみこんだ。
「どうしたんだ?」
裕之の奇声で昭宏が起きてしまった。
「わからない、裕之が急に奇声をあげて」
間違いなく俺のせいだが知らん顔をすることにした。
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