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まあ、そんな事があったため裕之は泣いていた。
何てダメな裕之なんだろう。
「裕之もう一本いっとく?」
「勘弁してください」
裕之は泣きながら土下座をしてきた。
どんなけプライドかないんだろう。
「砦人もうやめなよ」
俺の隣で食べていた美琴が止めてきた。
「そうだな、裕之の顔を見ていると飯が不味くなるからな」
「酷い」
裕之は泣きながら床にのの字を書いていた。
と言うか、どんなけ泣きながら床にのの字を書くのが好きなんだよ。
しょうじきキモイ。
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