小説とかだと1人転校生来たら、大抵もう1人来るよね

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そして月曜日になると紗香は学校に来ていた。 それからまた何日かたった時、 「今日もお願いします」 「なあ、1つ質問していいか?」 「何でしょう?」 「何で俺に歌を聞かせる?」 「えっ?」 「俺は詳しいことはわからないけど、人気のアイドルがこんな所で歌うのは不味いんじゃないか?」 しかも2人だ。 まあ学校だから記者とかはさすがにいないだろうが、紗香にとってマイナスでしかない。 「本当は不味いですけど………」 「けど?」 「私の事本当に覚えていませんか?」
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