~unusual~

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俺は咄嗟に背面蹴りを入れる 特に運動や格闘技をしていたわけではないので入るとは思わなかった まぁ、入ったとは言え足は上がらないし威力は低いしで、下段弱攻撃みたいになった ただ幸運だったのは、俺の蹴りが相手の太股の筋っぽい所に入って、相手が転んだことだ 中から女性がまた何かを叫ぶ 母音だけ取るなら 「うあういああいえいう」 恐らく 「裏口が開いている」 だろう 俺はその考えを信じ、従業員用の裏口の前まで行った これで開いてなかったら死ぬな~、とか思いながら俺は扉を押した
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