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「お前!馬鹿にしてるな!もう、許さない!お前なんか居ない方が世界の為だ!そうだ!僕が・・・・・僕が皆を助けて・・・・彼女を・・・」
そう言った瞬間、ユウキの魔武器から光が溢れ出した。
本来なら、ユウキの魔武器を蹴り飛ばして抑えるんだろうけど、明らかに学生の実力じゃないからな。俺は瞬時に判断して、仕方なくケイトの場所に転移で飛んで、離れた場所に移動する。
光が消えた時。そこには、剣を構えたままのユウキが居るだけで、横に居た彼女達全員が飛ばされて学園に戻されていた。しかも、周辺は結構な広さで更地になってる。
本格的に、最上級魔法などを使った訳じゃ無いけど、それほどの広さじゃ無いけど危険だよな。あれは。
もしも、対策も講じずにあの場所にいたら。そう。あのままじゃ、間違いなく死んでたよな。全く。危険な剣だな。あれは。俺には関係無いけど、何かあった時にあれを使われると、周囲の全員が巻き込まれる。
学園の探査機も、数機巻き込まれて消えてたな。学園も把握出来ただろ?対策を講じてくれると助かるんだがなあ。
俺は、離れた場所に転移して一息ついた。唖然っとしてたケイトは、驚きの声を上げる。
「え?此処は?あれ?お前・・・・あ!そうか・・・・・あのままだと・・・え?転移?・・・・って事は・・・・・」
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