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いや。全部、お前の魔武器の暴走が原因で学園に送り返されたんだよな？まあ、教員達はそれを把握してるようだけど。
さっきから、警戒の監視が増えてるんだよなあ。面倒だ。当然だよな。立ち入り禁止の場所の前で騒いでるんだから。
「とにかく、この場から離れませんか？此処は立ち入り禁止の場所の筈ですよ？貴方は剣を構えて何をしようとして居たのですか？」
俺が、目を細めるようにしてユウキに問いかけると、思い出したのかは！っとした表情になってユウキは言った。
「あ！そうだ！此処に危険な魔物が封印されてるって噂を聞いたんだ！だから、皆で倒そうってこっちに向かってたんだ！彼女達は、お前のせいで居なくなったけど、きっと僕だけでもなんとかなるって思って此処まで来たのに、邪魔な壁が有っては入れなかったから・・・・・」
その言葉に、呆れたと言った様子でザックが怒鳴る。
「お前は本気で馬鹿なのか！学園が近寄るな！って言っただろ！危険だって事なんだよ！なんでそんな変な自信を持っちゃってるんだよ！お前は！お前一人でどうにかできるようなら、とっくに学園の方で対処してるに決まってるだろ！
それが出来ないから封印なんだろうが！馬鹿なのか！本気で！お前は！」
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