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まあ、それは置いておいて、俺は唖然っとこちらを見てる魔人を見た。
「取り敢えず、此処は無理だから、帰ってくれるかな?彼はこのまま眠らせたままでいた方が・・・・・・」
その瞬間だった。大きく地面が揺れたのだ。
ザックとケイトは悲鳴を上げた。カレンは緊張した表情で地面を見る。
「この馬鹿の魔力に反応したのね。封印が解けかけてる」
俺は、頷いて言った。
「カレンは戻ってアリス達をお願い。ついでにこの二人も連れてって」
そう言って後ろで地面に這いつくばってしまってる二人を示す。
「でも、貴方一人じゃ・・・」
「だいじょーぶ!僕が戻ったー!」
そう言って俺の肩に姿を現したルカ。その姿に、カレンは頷いて言った。
「分かった。ルカが居るなら大丈夫ね。任せるわ。向こうは私がどうにかするから。マーク・・・・・・・気をつけて」
そう言って俺にキスをして二人を連れて転移をして行ったカレン。
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