ダグロスと学園の生徒達

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「はあ?言ったじゃんか!元々、魔力が有ったのに封じ込んでしまってたから、今まで無かったんだって。だから、それを解放してコントロールしていってるんだってさ」 その言葉に、ザックを睨みつける其奴。 「それは嘘だ!魔力がそんなに簡単に増える訳がないし、魔盲や、魔力が少ないと判断されたものがそう簡単に魔力量を異常に増やせるなんて、それこそが異常なんだよ! なんで、それを理解できないんだ!」 そう言って、俺を睨みつける其奴。 「お前が危険な魔道具を彼に与えたんだな!彼を一体、どうするつもりなんだ!」 そう言って、又も剣を呼び出す其奴。危険すぎるよな。 俺は、合図してザックやケイト達を俺の後ろに下がらせる。そして言った。 「全く。面倒ですね。それに、時間も有りません。すみませんがお先に」 そう言って指を鳴らす。それと同時に、カレンが転移を発動して俺たちを闘技場に移動させる。勿論、あいつらは、そのままあの場所に置き去りだ。 ちょうど、その時に鐘が鳴り出して、あいつらの遅刻は決定した。 「ぷ・・・・・・あはははははは・・・・・・最高だね」 そう言って笑い出したのはケイト。 「はは!やるじゃん!慌ててるぜ!あいつら。全くしつこいったらねえな。言ってることも理解できないしさ」
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