730人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふふふふ・・・・・。これでも、我は最強の龍だったはずなのだがな・・・・・お前の態度はおかしいのではないのか?」
俺は頭を掻きながら言った。
「そうか?今は、俺達に協力してくれる仲間だと思ってるんだがな。違うか?」
そう言って俺が笑い掛けると、ダグロスは、吹き出して楽しそうに笑いながら言った。
「ふはははははは・・・・・・・。違いないな。分かった。こちらは任されよう。安心して潜入して来い。危険は、お前の方が上だ。気をつけろ?」
その言葉に、俺は頷いて言った。
「ああ。当然だ。頼んだぜ」
そう言って、俺は目的地に転移した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
全く。我を目覚めさせて、幾百年か振りで正気を取り戻させてくれた主は変わった人間だ。
神や魔王と魂の盟約などを交わした人間・・・・・既に人外は、確定してるようだがな。
だが、本気で変わった人間だと思う。我は、受け取った魔道具を直ぐに身につける。その上で、再び寮に転移した。
部屋での事は既に心配は無いと聞いているので、我はそのまま部屋を出た。勿論、格好は執事のままだ。その姿でなければ、許可は取れてはいないからだ。
最初のコメントを投稿しよう!