聖剣の秘密

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<<まあまあ。怒んないでよ~神様~?俺様だって~そん時は~本気だったしね~仕方ないでしょ~? でね~どうやら~またさ~新しい聖剣作って~俺様の欠片をを入れる気だよ~?この国の人間って~本気で俺様を呼び出したいようだしね~>> 邪神の言葉に、ムッとした様子でルカが答える。 {もー!幾つ欠片を世界に撒いてるのさー!キリがないよー?} <<くくくくく・・・・・・・。神様も随分様子が変わったよね~?この面白い人間のせいかな~?安心してよ。これで本当に最後だからさ~? それでね~俺様に~力を送る為って理由で~沢山の魂を捧げて俺様の欠片を入れた剣に込めるようなんだよね~。何だかね~この国の人間を全部差し出す気みたいだよね~あれはさあ~>> {な!やはりそうなのか!この国の城に妙な封式の結界を張っているから、天使も誰も入り込めなかったんだが・・・・そうか!そう言うことか!マスター!やはりマスターの術式を使わせて貰う!良いか?} ルカの言葉に、俺は笑顔でルカの頭を撫でながら言った。 ーー当然。構わないよ。だって、こういう時の為に仕掛けた魔道具だし、それに世界の神が必要だって言うのにそれに反対する理由は無いよ。その為に仕込んだんだーー
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