邪神降臨

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「「ええええ・・・・・!?!?」」 大きな声を上げる2人が居た。王である男と子ども。俺は、シヴァリースの言葉に吹き出して居た。 「やっぱりそうか!お前、狙ってたな!」 俺の言葉に、ルカは驚いた表情で俺を見る。そして、光に包まれるシヴァリースは、ニンマリと笑ってた。 「あれだけ言ってたのにさ~躊躇ってたろ~?お前がさ~ちゃ~んと約束を守ってしてくんね~と、俺様自由にこの世界に居られないだろ~? もうさ~あんな暇な狭間はこりごりなんだよね~。お前の性格ならさ~俺様のやる事が~世界の為にならない~って事じゃなかったら、止めないよな~?違うか?」 「う・・・・・・・・」 図星だった。下僕って言ったって、俺は完全に拘束して自分の役立つように利用だけをするって事は絶対にしたくなかった。 俺の様子に楽しそうに笑うシヴァリース。その様子にルカは呆れたと言った様子になるが、問題ないと判断したのかな。 ふう・・・・・・っと息を吐いて、目を閉じて俺の肩に乗ったまま目を閉じてまるで眠ってるかのような様子になった。 シヴァリースの身体はゆっくりと光を吸い込むようにして、次第に落ち着いた様子になる。
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