魔武器と召喚

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俺は、暫く考えて言った。 「俺達の居る国の名前が、フィンランディア。で、魔界の魔国がカレナディア。 だから、双方を合わせて・・・・・ちょっと変えて・・神様の名前は・・・・・。 ・・・・・・・・うん。カルディア。世界を包み愛してる意味を込めて・・カルディア・・・・・どうかな?」 俺がそう言った瞬間。神様の身体が光に包まれる。 俺は、驚いて神様を見つめる。そして、光が治った時。そこには真っ白な毛並みの美しい猫がいた。 「ふふふふ・・・・・ありがとうー。素敵な名前だねー。僕はカルディア。世界を見守る者。そして、地に立ってる時は、仮の名前としてルカって名乗る事にするねー。 さ。マーク君。いや・・・・・マスターって呼んだ方が良いね。マスター。戻らないとねー。行くよー」 そう言った瞬間。周囲が光に包まれて、俺は一瞬目が眩んだ。そして、目を開けるとそこは召喚の魔法陣の上で、右肩にカレンが。そして左肩にルカが乗っていた。 カレンは、少し不機嫌だったけど仕方がないって、念話を送ってきた。天界の空気は今の抑え込んだ状態の自分だとちょっと辛いのだと。だから、神が自分を安全な場所で保護してくれて居たのだと。それは理解出来ていると。
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