魔武器と召喚

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「本当に大丈夫?」 「うんー。平気ー。夜はー戻るかなー。でもーマスターが寝る時まではー一緒に居ても良いー?僕ねー。直接見るのー初めてだからー嬉しいのー」 そう言って俺に身体をすり寄せて、嬉しそうにするルカの様子に、本当に嬉しいんだって感じる。 ずっと、一人であの場所に居て仕事をして居たんだって、ルカの記憶で理解出来たし。 魂の契約のおかげで、沢山の事が流れ込んできた。これからは、俺も色々手伝わなくてはならないみたいだ。忙しさは、増えそうだよな。はあ・・・・。 その様子に、クスクスと笑うルカの様子は、本当に楽しそうだった。その様子を見れば、仕方ないかなって思えた。 その様子に、フレッドは呆れたように俺と使い魔達を見ながら言った。 「しかし、本当にお前・・・・・すげえな。学生程度で呼べる使い魔じゃないようだよな。本性を知りてえなあ・・・・・けど、知ってしまうと凄え後悔しそうな気がするしなあ・・・・・・」 そう言って凄く残念そうな表情になるフレッドの様子に、俺は苦笑する。 「なんですか・・・・・・それは・・・・」 凄いよなあ。感じてるんだ。彼等の事を。さすが帝だなって思ったよ。
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