魔武器と召喚

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そうなんだよねえ。時間がかかり過ぎてる。フレッドの言うようにキメラが来る可能性が高いよね。 死神が来るまで押さえつけておけば、被害は少なくてすみそうだし。だったら、全力でフレッドが抑えようって思うのも間違いじゃない。 だったら、俺は補佐をするだけだ。 頷いて俺は指を鳴らす。それと同時に、結界の中に居た生徒達は一斉に転移されて居なくなった。 「な!一遍に?マジか?」 「結界は任せて下さいよ?」 俺は、フレッドの結界を解除しながら言った。だって、解除するの忘れてるんだもんなあ。よっぽど驚いたかな?はは・・・・・・。 まあ、結構な人数居たからね。なのに、俺からはあまり魔力を感じないからだろうね。 コントロールは、鍛えられましたからねえ。 直ぐに、隔離結界を解除してこの場所全体を覆うように強力な結界を張った。 驚いた表情で、周囲を見回してそれから俺を見てニヤリっと笑うと言った。 「こりゃあ良いや。頑張って貰うぜ?任せたからな」 そう言って封じてたんだろうね。魔力を解放するフレッド。さすが帝だと言うだけは有るね。良い魔力だよ。 そう思ってる時だった。突然、強く召喚陣から魔力が吹き出した。そして、その魔力の中から、植物の蔓のようなものが出て来た。
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