第一章

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~Fクラス~ 「それでは名前を呼ばれた者から順に取りに来るように。須川、横溝、近藤…」今僕達はムッツリーニが取り返してくれた聖典を受け取るのに躍起になっていたといっても全員返却とはいかないようで返却されないことを知った他のクラスメイト達は目に涙を浮かべていた。 「……俺、ムッツリーニ、明久……これで全部だな。では聖典の返却を終了…」ガラッ 雄二が言い終わらないうちに誰かが教室に入ってきた「なんだ。誰かと思えばBクラス代表と転入生くんじゃないか。何の用だ?」 「俺達BクラスはFクラスに模擬試召戦争を申し込みにきた!開始時刻は今から1時間後の11時きっかりに始める。それと新しく入ったBクラス次席の雲山雷輝だ。」 「よろしく」 「じゃお互い正々堂々といこうぜ。いくぞ雲山」 ピシャッ 「だってさ。どうする雄二」 「どうするもなにも受けて立つしかないだろ。それより気になるのは雲山の動きだ。Fクラスの主力になっている者全員を見ていたからな。よし職員室での戦闘でアイツと戦った者は全員集合してくれ!情報が欲しい!」
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