第一章

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『そこまで!模擬試召戦争を終了する!』 ふぅ、やっと終わった。5人ぐらいと戦ったけど、要注意人物になっている奴は流石に強いな。全員強いって訳じゃないけど… 『皆良くやった!1~2週間後にもう一度試召戦争をFクラス相手にやるから補充試験を3日後に行う。作戦は後で連絡する。Bクラス撤収するぞ!』 恭二の声が聞こえる。 転校初日から面白いことになってきたな。 ~Fクラス教室~ 「Bクラスと雲山の情報をまとめると勉学は姫路レベル(世界史以外)で特殊能力不明だと分かった。 「厄介なのが相手になったのぅ」 「……弱点が一つあったのが幸い」 「そうだな。だが気を緩めるなよ。また来る可能性が高いからな。」 「何でさ雄二?さっき僕らと戦ったばかりなんだからまた来るとは思えないけど。」 「Bクラスは元々Fクラスに対して試召戦争を行うつもりだったがDクラスに動きがあり断念した。今回も転校生の雲山がきた事で俺達の今の力を把握させておきたかったんだろう。すぐにでも補充試験を受け、Fクラスを倒しに来る。今度は正式な試召戦争でな。」「それで作戦はあるの?」「Aクラスと組むことにするさ。そうすれば連戦することはないし、たとえなっても返り討ちにすることが可能だからな。」 「なるほど。それなら安心じゃな。」 「ウチも結構点数が減ったから助かったわ」 「さてと。一応代表として行ってくるか。ちなみに明日か明後日には補充試験を行うからな。」 「「了解~~」」
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