第一章

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「やれやれ夏休みがあけたのに職員室強襲から試召戦争と…これじゃ冬休みも補習地獄かな。」 「そうね。坂本も『今度こそAクラスに、翔子に勝つんだ』って意気込んでたものね」 「これでは1学期とあまり変わらぬうえに万が一、試召戦争に負けでもすればまた設備が落ちてしまうからのぅ」 「……それに3ヶ月は試召戦争が出来なくなる。」 「だからこそBクラス戦は絶対に避けなきゃいけないですもんね」職員室強襲も模擬試召戦争も負けたってどうってことないけど試召戦争はそうもいかない。『皆の点数がいい今がチャンスなんだ』って雄二は言ってたけど……… 「でも事情はなんであれウチらはAクラス戦に全力で挑むだけよね」 「そうじゃな。」 「それじゃ明日に備えて勉強でもしよっと。じゃあね~」 「「「さよなら~~」」」 こうして一日が終わった。
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