ダンボール王子?

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生徒達の中に居る彼女は、優しさと強さを持ち合わせていて、先輩として尊敬していた。かすみ草の様に静かに、そこにいる。 「松田先生、ありがとう。車の中でも怖くて…。」 「明日は祝日だし、雷雨が落ち着くまで話しましょうね!女性をエスコートするならオシャレな店が良かったかも。すみません!」 「女性をエスコートって。こんな、オバハンに気をつかって…。」 「先生は、素敵ですよ!彼氏に誤解されたら悪いなぁ…。」言いにくいそうに言った。 「へっ??素敵??彼氏??ありえない!!」 「僕は、ありえなくないですっ!!」 「むむ????」
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