傷が癒えるまで

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温泉宿に着き、君子を起こして、おんぶした。 「女将、妻の体調が悪くなったもので…急ですみません。」 部屋に案内され、露天風呂付きで二人は驚いた。 君子を奥の和室に寝かせて、横に添い寝した。 「温泉に入ったら?部屋にあるし。俺しかいないよ。」 「うん。ありがとうね…健太…。でも…私…妻で良いの…。」 .
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