つぎの話。

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それから数時間。 幸いその日はトラブルもなく、定時で帰宅を許された。 (おーわった、おわった!) 軽い足取りでパソコンルームから去り、タイムカードを押して階段に向かう。 なにせ明日はお休みだ。 どうも疲れているようだし、徹底的に寝倒してやる。 そんな幸せを噛み締めながら、階段を上っている途中。 必然的に見上げた先で、あたしは変なものを見た。
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