視察…IN 東京

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この春俺は3年になった そしてテニス部の最高学年となった 肇「いよいよやな…俺らも引退が迫っているんやな」 校庭の桜の木の下で横になって そう呟くと続々と人が集まってきた 「こんなところに居た~」 「なにしてるん?日向ぼっこ?」 「肇センパイ…カッコつけすぎ!桜似合いすぎやし…」 上半身だけ起こしてふっと笑った 肇「桜の似合う女ってええやろ?」 漣「肇の場合はある意味男みたいやん。髪型とい性格とい…」 「肇せんぱーい」 「男前やで!」 肇「つか、なんや。この学校には女の子らしい子が少ないって」 漣「いや、俺に言われてもなぁ。」 肇は立ち上がりジャージを持ちふっと笑い空をみた 肇「さぁーまた長い夏がきたで…みな心していこに。そして、3連覇を成し遂げる!」 肇が歩き出しレギュラー陣はその後ろをついて行き、コートへと向かった そして、夏に向けての 長い時期(とき)の幕開けだった .
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