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ふうこれで大丈夫なはず
真後ろには閉まったままの校門。
あたしは自転車に乗ったまま校門を飛び越えたのだ。
我ながらかなりのむちゃをしたわ。
「すっげー入学式ふけっていたらいいもん見れた」
後ろから低い声が聞こえた。
うそ今は入学式で誰もいないはずだ。
自転車にブレーキをかけて後ろを振り返る。
一瞬自分の目を疑った。
創られたような美しい顔
外国人なみに高い鼻
太陽のように明るい髪
何もかもが幻想的であたしは夢を見ているのかと思った。
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