第一章~剣道少女~

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少しの間地面とにらめっこした。 伸びている彼は本当に綺麗な顔立ちだ。 すごくモテそうだな。 「やば!早く行かないと」 あたしは名残惜しく彼を見つめながらペダルをこぎ始めた。 入学式参加出来るかな… 真っ赤な平べったい屋根の建物。 何千人もの人が入れると思われる建物。 ここがきっと体育館だ。 あたしは建物の扉を開けた。 スーツを着た老若男女。 制服を着た生徒達。 そんな方々が密集していた。 よし、間違いないな。 .
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