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男はよく見ると新選組の格好をしていた。外見はがっしりした筋肉質な体型である。
男「おう、そうだった。自己紹介がまだだったな。俺の名は芹沢 鴨。新選組の筆頭局長だ。」
剣聖「新選組でござるか。」
芹沢「だが俺は斬るつもりもねぇし、新選組のやつらに逐一するつもりもねぇ。だが話がある。」 剣聖「用件を聞こうか?」
芹沢「率直に言うぜぇ。俺は新選組を潰そうと思ってる。」
剣聖「新選組を潰す?」
芹沢「ああ、新選組には近藤と俺の派閥がある。近藤の方は天然理心流の道場の者が多い。俺の方は元は水戸天狗党だったやつらだ。まあそこそこ腕はたつが、近藤らの方が数が多いから勢力が強い。そこで剣刀斎のお前に協力してほしいわけよ。」
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