通勤電車

9/13
前へ
/102ページ
次へ
俺は、彼女とは反対方向の隣のドアに入った。 ドア付近から、 座席のある方に押されたら、 運良く、 つり革に捕まるおかっぱで、 眼鏡っ娘の地味な感じの女の近くになった♪ 手を伸ばせば、届きそうだ♪ 彼女の後ろには、 つり革に捕まり、 読書中のサラリーマンがいる。 俺はその後ろだ! 左手を伸ばすと、 眼鏡っ娘の身体に触れた♪ 服の上からだが、 柔らかい……。 やはり、腰の辺りは、 最も柔らかい……♪ 「やめて下さい!」 俺の左手を か細い指の 眼鏡っ娘が、 わし掴みして、 真後ろのサラリーマンを睨み付ける!
/102ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加