通勤電車

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ドアが空き、 また人の波に押され、 俺はホームに降りた。 違うドアに移って、 乗り込むと、 目の前にグラマーな女性が! 彼女を目指して乗り込むと、 またもや彼女の真後ろに♪ やった♪ 密着だ! 彼女の香水が香る……。 ゾクゾクする……。 良い香り……。 柔らかい感触♪ 彼女は、腰の辺りに違和感を感じたのか……。 感じちゃってるのかな? 触ってみよう♪ 右手が腰の辺りを触っていたら……。 ゴン! 「いて~!」 彼女の頭が、 俺の鼻と顎にぶつかってきた! 何故? 思わず右手を引っ込めた……。 「痴漢は犯罪だよ……!」 ダイナマイトボディに似つかわしくない、 低い声で、 彼女は振り返って睨み付けた……! 一瞬、オカマかと思って、 冷や汗が出ちまった!
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